土佐錦魚(とさきん)
土佐錦魚(とさきん)は、金魚の品種の一つで、土佐の国(現在の高知市)で独自に品種として確立され、今に伝えられている純粋な国産金魚です。その優美さから金魚の女王と称されています。
高知県の天然記念物であり、同じく県の天然記念物として認定されている金魚の「島根県のいずもナンキン」「愛知県の地金(六鱗)」とともに、日本の3大地金魚としても知られています。
形体的な特徴として、際立って大きな尾を持っており、左右両端から前方に柔らかく反転し、後方は扇のように水平に広がる独特の尾型をしています。
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