イシガメ
爬虫類 カメ目 ヌマガメ科 本州、四国、九州の山のふもとの河川や池沼、水田などにすむ。甲らの長さ(縦方向に直線にはかった長さ)は13~18㎝。背甲の中央にキール(すじ状の角張りで、線状に高く盛り上がった畝)があり、後縁はにぶいのこぎり状の切れこみがある。背甲は黄かっ色。腹甲は黒色。幼体は背甲が丸く、色も明るいかっ色で「銭亀」とよばれる。雑食性。6~8月に深さ約10cmの穴を掘り、4~10個の卵を産む。日本本土の唯一の固有種のカメだが、生息環境の悪化で姿を消した地域も多い。
ページのトップへ戻る