アブラハヤ
コイ科(ウグイ亜科) 山間部の川や池にいる釣りやすい魚。鱗は小さく体表は滑らかで、暗色斑点は体側中央に集中する傾向にあり、縦条より腹側には特に少ない。尾柄は比較的細い(長/高は一般に2.0以上)。産卵期は3~8月で、昼間に1雌と多数の雄が集まって砂礫内に産卵する。この時期の雄は吻端が突出し、また角状の生殖突起を生じる。雑食で、浮遊流下物・底生生物を食う。淵や淀みを好むが、タカハヤと共存する場合には下流側をll占め、また平瀬の岸寄りにすむ。
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